2020-01-01から1年間の記事一覧
●先日、両国かいわいを散歩しました。そして、「鍼灸あん摩博物館」と「ブレーキ博物館」をめぐった次第。 ●鍼灸あん摩博物館は、「管鍼(かんしん)法」を考案した杉山和一(すぎやまわいち)ゆかりの江島杉山神社に隣接する施設です。またブレーキ博物館は…
●もとは外国料理だったカレーやラーメンも、今や日本を代表するごちそうの一つです。日本人の繊細な舌でアレンジされた海外の郷土料理は「本場をもしのぐ!」などと喧伝され、その手の専門店がテレビや雑誌にたびたび登場しています。 ●しかし、本家の外国人…
●「土壌を知ろう」という区民講座に参加してきました。講師は茂木もも子氏という女性研究者で、知っているようで知らない「土壌」について学びました。 ●土壌とは、石や砂といった無機物と、動植物由来の有機物が混ざり合ったもの。つまり、生物のいない月に…
●大津絵(おおつえ)とは、手書きの仏画みやげを起源とする伝統工芸品です。その名のとおり、滋賀県の大津が発祥地。 ●大津絵は肉筆を基本とする彩色画ですが、図案を単純化し、色数を限定することで、一定の品質と大量生産を可能としました。民芸運動を起こ…
●中村正(なかむらただし)という人形作家のワークショップにいってきました。中村氏は、紙粘土に布材を張りつけるという手法を駆使し、さまざまな動物人形を即興制作するパフォーマンスが得意なアーティスト。 ●「人形はできあがるまでの過程が一番楽しく、…
●この数年、夏になると「ぬる湯」の温泉を訪れています。一般の温泉はだいたい40度以上ですが、ぬる湯は30度台。低温の温泉は長くつかってものぼせず、夏場は体の芯からリラックスできます。 ●今回は、新潟の「貝掛(かいがけ)温泉」と「栃尾又(とちお…
●「日本語教育能力検定試験対策」の無料トライアル講座に参加してきました。外国人に日本語を教える先生になるための資格試験セミナーです。 ●実は私、大学時代に国語教師と日本語教師の資格を取得しています。しかし最近、「日本語教育能力検定試験の合格率…
●職場の知り合いが、引っ越しの際に出てきたという刀を見せてくれました。長年放置していたそうで、残念ながら鯉口がまったく切れない状態でした。しかし、白鞘には鎌倉期に活躍した刀匠の名が墨痕あざやかにしるされており、マユツバながらも私は大興奮。 ●…
●コロナウィルス騒動は、とうとう緊急事態宣言にまで発展しました。その是非はともあれ……まぁ、半世紀弱も生きていれば、いろいろなことに遭遇するものです。 ●さて先日、「誰もいない山トレッキング」の第二弾を敢行しました。向かった先は、群馬県沼田市に…
●コロナウィルス騒ぎによって、外出自粛要請が長期化しています。「やまいは気からと申します。パァーっと気分転換しなきゃダメになるッス!」という妻の要望もあり、昨日、千葉県君津市の「笠石」を訪れました。 ●笠石は、石山のてっぺんに板状の岩が乗った…
●中国から全世界へと広がった肺炎ウィルス。わが国では感染拡大を抑えるべく、学校や公共施設が次々と臨時休暇に入っています。イベントも軒並み自粛。参加を楽しみにしていた講演はすべてお流れとなり、実にうらめしい。 ●それはさておき、「この猛威をさほ…
●今年の5月、歌舞伎役者・市川海老蔵が13代目市川團十郎を襲名するとのこと。そこで先月、近所の博物館で開かれた「江戸歌舞伎講座」をのぞいてきました。 ●講師は「たばこと塩の博物館」の谷田有史(たにだゆうし)氏。ずいぶん前に、仕事でご一緒したこ…
●久しぶりに上野の国立科学博物館へ足を運んで、「ミイラ<永遠の命>を求めて」展をみてきました。「コワい夢を見ちゃうからミイラはイヤっす!」と、猛反対する妻をなだめすかして拝観。「かわいいネコちゃんのミイラも展示されてるよ」と、何とかクドき落…
●知れば知るほど不思議でおもしろいのが、縄文時代です。先日は「縄文人の植物栽培」に関する講演を、まったく別の博物館でたて続けに受講。 ●「縄文の人びとが、野山でケモノや木の実をとるだけの生活をしていた」という原始的なイメージは、すでに過去のも…
●先日、浅草で開かれた刀剣即売会にお呼ばれし、手裏剣の演武をしました。その待ち時間に販売ブースを見学したのですが……刀剣の値くずれにがく然。この数年で、さらに価格が下落したようです。つい条件反射的に、ヘソクリの計算と妻へのいいワケをアタマに浮…
●お正月休みの博物館や美術館は、毎年大混雑しています。そこでオススメしたい穴場が映画館です。よほどの話題作でなければ、そこそこすいています。 ●今年は、埼玉県深谷市にある元酒蔵の「深谷シネマ」を再訪。妻と一緒に「翔んで埼玉」という邦画をみまし…