みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

お正月映画鑑賞

f:id:kenbujyuku:20200108214036j:plain

●お正月休みの博物館や美術館は、毎年大混雑しています。
そこでオススメしたい穴場が映画館です。
よほどの話題作でなければ、そこそこすいています。

●今年は、埼玉県深谷市にある元酒蔵の「深谷シネマ」を再訪。
妻と一緒に「翔んで埼玉」という邦画をみました。
原作は、彼女が大好きな「パタリロ」というマンガの著者が手がけています。
地方べっ視がテーマの悪ノリコミックとして、実写化される以前からカルト的な人気があったそうです。

●物語の詳細はふせますけれど……率直にいえば、バカバカしいの一言につきるストーリー。
「作者が途中で投げ出して未完となった」というエピソードが深くうなずける内容でした。

●しかし、「どんなにくだらないあらすじでも、過剰な演出で盛りあげれば超大作になる」という、ハリウッド的手法をみごとに駆使。
その点では大成功していたと思います。
わが奥さんなどは、中盤、感動のあまりすすり泣いていました。

●さて上映後は、映画館前でモチつきがおこなわれ、つきたてのモチを頂戴しました。
また、我われ夫婦はそこから日帰り温泉に移動して、新春の露天風呂を満喫。

深谷駅前にある瀧宮(たきのみや)神社にも寄り、そこで遅めの初詣をすませました。
おみくじを引いたところ、「かなわぬこと多し」の大吉をゲット。
頼りない大吉ですけれど、本年も精進して参ります。