みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

飯能ぶらり

●先日、埼玉県の飯能に行ってきました。
飯能は、旧幕府軍と新政府軍が衝突した「飯能戦争」で有名ですが、私は三島由紀夫の異色作「美しい星」の舞台としての思い入れが強い。

●今回の目的地は、飯能駅から徒歩30分くらいのところにある宮沢湖畔の「喜楽里別邸」という温泉でした。
ここのお湯はちょっと熱いのですけれど、湖から吹きつける寒風がほどよく体を冷ますので、結構長湯できます。
私は2時間ほど無心で湯につかりました。

●入浴後は、隣接するムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」をのぞいてみようと散策へ……。
が、その日は湖畔でドッググッズマーケットが開かれており、おイヌづれで実にせわしなかったです。
ワンコたちが吠えあう中、早々に撤退。
なお、私は服を着せられたり、アタマにリボンをつけられたりした動物を見るとムシズが走ります。
あれは、何でだろうなぁ?

●ともあれ、ムーミン好きの妻のために、彼女が気に入りそうなハンカチを購入。
残念ながら、秩父特産の「しゃくしな漬け」は買いそびれました。

飯能駅の近くまで戻ったら、96年の歴史に幕を閉じるという「森田製麺所」を発見。
飯能には……分厚いゴムみたいな弾力のある……武蔵野うどんの有名店が多いので、「ひもかわうどん」を2玉購入しました。
また、その近所の酒屋でも地元の超限定酒を入手。

●道場がある東久留米から鉄道で30分程度のトコロながら、なかなかの一人旅を満喫しました。