
●エアコンがオールシーズン稼働する昨今、現代人はひがな一日スマホざんまい。
そんなご時世に「読書の秋」という言葉は、もはや死語でしょう。
しかし、「冷暖房は家計の大敵!」「読み物も、お尻をふくのも、紙じゃないと落ちつかない!」という昭和年製の私は、さわやかな涼風が吹くと、いつも以上のペースで文庫本・新書・ハードカバーを読みあさります。
●小説、ルポルタージュ、エッセイ、実用書……気になるものは手あたり次第といった感じ。
ただし、昨年あたりから、マンガには手がのびなくなりました。
マンガのいいところは「気楽に読める」点なのですが……最近は込みいったストーリーやコリすぎた描写が多く、何だか疲れちゃうんです。
●とはいえ、マンガをまったく読まなくなったワケではありません。
お酒を飲んだりすると、本棚からお気に入り作品をピックアップ。
●1年に1度は読み返すのが、「すごいけど変な人×13」(唐沢俊一・ソルボンヌK子)というマンガ&エッセイ本です。
これは、わが妻が「ある日突然ダンナが手裏剣マニアになった。」というコミックエッセイを書く際にも参考にした名著。
●名探偵シャーロック・ホームズで知られるコナン・ドイルや、毀誉褒貶激しい現代芸術の巨匠である北大路魯山人といった「知っているようでよく知らないビッグネーム」13人を、オモシロおかしく紹介しています。
すごい人は「よくも悪くも普通じゃないからスゴイのだ」という正論を、タンタンとつづった傑作。
有名人のあげ足とりや成功者の失墜をよろこぶ令和の風潮とは一線を画すゴシップ集なのです。
●ただし昨夜は、山形の肘折温泉に投宿した時にいただいたマンガ&エッセイ集「つげ義春の温泉」を熟読しました。
これまた、秋の夜長にピッタリの秀作であります。





