みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

守貞謾稿の話

●「守貞謾稿(もりさだまんこう)」とは、江戸末期の庶民の暮らしを紹介した百科事典です。この書籍について勉強する講座が、近所の博物館で開催されました。 ●さて、著者の喜田川守貞は大阪で生まれ育ち、30歳を過ぎてから江戸で暮らした商人です。当時は…

一貫張りの話

●埼玉県小川町にある埼玉伝統工芸会館で「一貫張り(いっかんばり)」づくりを体験してきました。一貫張りとは、竹ざるや竹かごに和紙をはり、その上から柿シブやこんにゃくノリをぬった工芸品です。 ●漆(うるし)でコーティングされた高級紙細工が「一閑張…

埼玉の化石展

●先月、埼玉県立自然の博物館の「知って!埼玉 化石でたどる2000万年」展を見てきました。秩父が海だったころに生きていた史上最大のサメ「メガロドン」をはじめとし、県内外の化石や復元模型を一挙公開中。同館はちびっこをターゲットとした施設とおぼ…