みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

古美術商の話

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●先日、浅草で開かれた刀剣即売会にお呼ばれし、手裏剣の演武をしました。
その待ち時間に販売ブースを見学したのですが……刀剣の値くずれにがく然。
この数年で、さらに価格が下落したようです。
つい条件反射的に、ヘソクリの計算と妻へのいいワケをアタマに浮かべた次第。

●まぁ、それはさておき、即売会終了後の懇親会で、古美術界の裏話をうかがう機会を得ました。
骨董ブームを巻き起こしたテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に関する楽屋話も多く、同番組のファンである妻が飛びつきそうなエピソードをいくつも拝聴。

●また、「身銭はモノか土地に換えるべし!」という強迫観念にあおられていたバブル期の武勇伝も、実にオモシロかったです。
買い取りのチャンスとなれば、服の下に札束を巻きつけた息子を店からかけつけさせたとの話もありました。
とにかく、モノスゴい商談がひっきりなしにおこなわれていたらしい。

●それにくらべると現在は……ご存知のとおり……目も当てられない不景気であります。
しかし、そのおかげで、誰もが気軽に骨董類を入手できる時代となったのです。
安くなった刀剣が国内外へ出回る機会も増え、そこに新たな希望を見出している業者さんもいました。

●新年早々、知らない世界をのぞいて、いい刺激を受けました。
心機一転、私もがんばりたいと思います。