●コロナウィルス騒ぎによって、外出自粛要請が長期化しています。
「やまいは気からと申します。パァーっと気分転換しなきゃダメになるッス!」という妻の要望もあり、昨日、千葉県君津市の「笠石」を訪れました。
●笠石は、石山のてっぺんに板状の岩が乗った奇石。
巨石マニアの妻がよろこぶと考え、気軽なハイキングのつもりで計画をたてました。
●「旅名観光農園フルーツ村」が、山道の入口です。
しかし……この前の台風の影響だと思うのですが……いくつもの倒木が、細い尾根道をふさいでおり、大変な目にあいました。
両側が崖となった岩場でも、寝そべった大きな松がいく手をはばんでいたりして、かなりハードなトレッキングとなりました。
●想定していた倍以上の時間をかけて、笠石からさらに先にある寂光不動までたどり着いた時は感激もひとしお。
寂光不動とは、崖のくぼみに建てられたお堂で、結構な数の木刀が奉納されているのが印象的でした。
●ともあれ、道中は誰ともすれ違わず、青大将2匹と、シカかイノシシとおぼしき真新しい足跡に遭遇したのみ。
おかげで、妻のフラストレーションも解消されたみたいです。
●登山後は、君津の名湯「七里川温泉」にたち寄ってリフレッシュ。
やや緑がかった黒湯はトロリとしていて、この湯は飲泉場にて味わうこともできます。
さらに久留里にも寄り、名水の里の地酒を購入。
●なお、感染症騒動の余得で、行きと帰りの道路はガラガラにすいていました。
この時節、ひと気のない山歩きは超オススメであります。