みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

ラジオ出演の話

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日本語教師に転職してからの2年弱をつづった自著『サムライ先生、日本語を教える』がキッカケとなり、ラジオの取材を受けました。
私が出演したのは、NHKラジオ第一放送「マイあさ」という番組の「畠の知りたい聞きたい」というコーナー。

●インタビューは、電話による事前収録でした。
実際の放送は10分程度だったものの……昨今の外国人留学生についてアレコレと1時間近く話しました。
地に足つかないトークだったのですが、オンエア時はテーマがギュッとしぼられ、うまく編集してありました。

●なお、リスナーからの感想の多さにちょっとビックリしました。
さすがは全国放送。
外国人からとおぼしき感想もあって、身がひきしまりました。

●同番組のアナウンサーは、畠山智之(はたけやま さとし)さんという重鎮。
畠山氏は、私の弟が准教授をつとめている大学・学部の先輩らしい。
声が飛びぬけて明瞭で、伸びやかなのが印象的でした。
メールや電話でのやりとりも懇切丁寧なかたで、ずいぶんと恐縮した次第。

●「後日、放送を録音したCDと記念品を郵送します」といわれていたのですが、それらが届いたのは、奇しくも私の誕生日でした。
包みを開くと、ハンカチ・マグボトル・マスクの記念品セットが入っており、それらを見た妻が「あっ!」と硬直。

●「そのハンカチとマグボトルのイラスト、チコちゃんじゃんか! このキャラクター、今すごい人気なんだよ!」
そう叫んだ彼女は、トレジャーハンターのような目をして立ちつくしていました。

●一式をそっくり譲り渡すと、妻はバンザイをして「わーい、仕事に持っていくッス。どうもありがとう!」としばらく小躍り。
つくづく……ラジオ出演した甲斐がありました。