●群馬県をドライブしました。
今回は、以前より気になっていた「命と性のミュージアム」を拝観。
●ここは「性を通じて平和や愛を考え直す」といった趣旨のテーマパークです。
性愛を見世物にした「秘宝館」の一種ながら、かなりメッセージ性の強い展示をしており、笑いを求めていった場合はちょっと戸惑うでしょう。
●セックスに関わる話題をベースに、「個人の自由をふみにじる社会的な規制や偏見」も問題提起されていて、じっくり見ると結構ボリュームがあります。
未成年者への性教育や、同性愛者や身体障害者の性に対する偏見や権利もお勉強しました。
●男女産みわけの解説後には、子づくり実践用のベッドルームが設けられていたり、スワッピング(夫婦などがパートナー交換しておこなう性行為)の推奨に関連してスワッピングベッドルームも常設。
単なるシャレじゃなさそうな雰囲気に、たじろぎました。
●SM装置の展示コーナーでは、2千円の緊縛体験コースの案内掲示を発見。
武術にも「捕縄術(とりなわじゅつ)」と呼ばれる縛法がありますけれど、これは覚えるのがとても面倒なシロモノです。
私にとっては、武術的にも……性的にも……関心の低いジャンル。
●なお、一番衝撃的だったのは、出産シーンの視聴室でした。
医療教育用のビデオだと思うのですが……一般分娩、逆子、帝王切開などの実録がエンドレスに放映されており、その壮絶さにヘタリ込みました。
●妻は「<性機能を維持するのにいい食品>にあがっていたアボカドのイラストがキウイだった!」と、解説パネルの誤記をひたすら気にしており、途中でやや飽きていた様子。
長く連れそった夫婦連れには、今一つのスポットかも知れません。