●日本人が好きな恩返し系昔話の一つである「ぶんぶく茶釜」の縁起は、群馬県館林市の茂林寺(もりんじ)。
念願かなって、ドライブがてらに寄ることができました。
●ウワサどおり、境内はタヌキの置き物がひしめき合っていました。
妻と一緒に「どのタヌキが一番好きか」コンテストを開催し、それぞれが気に入ったタヌキと記念撮影をしました。
●同寺は、ファンタスティックなタヌキ伝説とうらはらに……風情あるかやぶき屋根や、荘厳な扁額が目をひく禅宗の古刹です。
私は本堂脇で、無骨な刀ケースを愛らしく飾るであろう「狸守」を購入。
●一方でわが妻は、参道のみやげ店にて「分福胡桃塩ようかん」をめざとくゲット。
長時間放置して表面にザリザリの砂糖が浮いた羊羹が、彼女も私も大好物なのです。
●みやげ店ご主人は、「はい。お代は500万円!」というクラシカルなトークを披露。
私が「あれっ、500万円も持ってきたっけ?」とおどけてみせると、お店のおかみさんが苦笑していました。
平日だったこともあり、参道は実にのどか。
●また、駐車場の一角で開かれていた市民菊花展もひやかしました。
係員の案内を聞きながら、キク栽培の奥深さを堪能。
●分福胡桃塩ようかんは、現在も冷蔵庫で熟成中です。
ザリザリ化が楽しみ。