みっか坊主日記 弐(2)

手裏剣(しゅりけん)道場の師範がつづる突発的ダイアリー<続編>

千葉県ドライブ

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●年末、千葉市にある泉自然公園内の「フォレストアドベンチャー」に行ってきました。
木から木へ渡されたロープを渡ったり、滑車付き安全帯にぶらさがって空中滑走したりするアスレチックコースです。

●それに、わが奥さんがドハマリ。
夢中のあまりオデコにタンコブを作りながらも、時間ギリギリまで遊びまくっていました。

●この泉自然公園は、幼少時に家族でよくサイクリングを楽しんだサクラの名所。
駐車場を囲むようにならべられたラクダもどき、ライオンもどき、恐竜もどきのオブジェも、記憶のままで懐かしかったです。

●その後、銚子市犬吠埼へと移動。
灯台の下に伸びる遊歩道を散策していると、板状にはくりした砂岩がいくつも散乱していました。
「これ、砥石になるんじゃないの?」と思ってながめていたら、案の定、観光案内パンフレットに「銚子石は砥石としても利用されていました」とありました。

●さてその日は、渡海神社の沖縄チックな極相林などもめぐり、隣接する旭市黒湯温泉が噴出するホテルに投宿。
その駐車場にて、盲目の剣客「座頭市」の碑を発見しました。
ちなみに、映画の座頭市でよく知られる逆手斬りは、小太刀や十手などで多用される刀法で、狭い場所や接近戦などに有利です。
ともかく、思いがけない記念碑に大感激しました。

●翌日は、武道の神様「香取神宮」を松(末)詣。
が、コロナ禍の影響からか、元旦前だというのに参拝客が大行列をなしていました。
妻は「神様をおがむのに距離なんて関係ないッス!」といって門前で一礼、「じゃあ、ここまで来た意味は何なの?」とたじろぐ私をしり目に、サッサとひき返してしまいました。

●また、佐原の町にも寄って、名物の白みりんを購入。
酒粕とみりん粕を使ったチョッとめずらしいカストリ焼酎もゲットしました。

●ところで今年は、ウシ年ということもあり、「牛も千里馬も千里」を心がけたい所存です。
混乱の続く世相に流されることなく、落ち着いて参ります。